彩り豊かな生活を支える庭と一体化したLDKをもつ邸宅

白い箱型の建物全体に、水平の庇と袖壁が包むようにかかる外観のN邸。庭に面してオープンなLDKは、室内を拡張するようなウッドデッキとつながって庭と一体化。1階リビング上部には高さ5.53mの吹き抜けを設け、南側に向いた大開口からは冬場の自然光を最大限に取り込む設計に。2階ホールにある書斎は吹き抜けに面し、1階のLDKと緩やかにつながる。また書斎コーナーの2面ある開口部からは、山の景色を眺めることができる。吹き抜けまわりで柱や壁がなく、大空間のLDKを実現しているのは、1棟ごとに構造計算をするSE構法ならではのこと。豊かな環境と庭に囲まれてNさん家族はガーデニングに励み、シンプルで抜けのある空間で、彩り豊かなインテリアのコーディネートを楽しんでいる。

余白を残したシンプルな内装。白いキャンバスに自由に色を重ねるよう、カラフルな家具や雑貨を思いのままに配している。

LDKの天井高は5.53m、吹き抜けの面積は7.45㎡という開放感。ウッドデッキを介して緑に囲まれ、庭と一体化した住まいを実現している。

キッチンは黒を基調としてシックに。オープンな棚で見せる収納も楽しめる。

2階にある開放的な書斎。2面の大開口から山々を望む。ソファ後ろの吹き抜けを介し、1階のLDKとも緩やかにつながる。

寝室の壁は落ち着けるグレーのクロスを選択。2面を開口とし、ここからも山の風景を望めるようにした。

ドレッサーやランドリーを兼ねた脱衣所。ニッチを生かした棚など、限られた空間を有効に活用している。

縁側のようにくつろげるウッドデッキ。休日はキャンプ気分で家族全員で過ごせる。

家全体を包み込むようなデザインや、広めにとったルーフバルコニーの軒下は、夏は日差しを遮断し、冬は室内の奥まで光を取り込むパッシブデザイン。

撮影/下村康典

美しいディテール

角地に建つこの家は、南側に駐車場を配置して日当たりを確保し、木塀と植栽で道路からの視線をさりげなく遮っているのが好印象です。ここで注目したいのは、西側の余白。小さなスペースですが、樹木や芝生を植えて町並みに配慮しています。

建築知識ビルダーズ編集長 木藤阿由子

タイコーアーキテクト
https://taiko-architect.com
物件情報
物件名/N邸
所在地/大阪府
延床面積/109.06㎡
1F/57.96㎡
2F/51.10㎡
家族構成/夫婦+子供2人
構造/木造SE構法
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