ガレージは秘密基地!ヴィンテージカーが主役の家

「ヴィンテージカーのために家を建てた」というKさんの要望は、ゆったりとしたビルトインガレージ。SE構法の採用で、柱が間に出ない大空間のガレージを実現した。間口10mで車3台の出し入れに対応できるアルミ製のシャッターは、ガルバリウム鋼板のシャープな外観とマッチ。ガレージ内の壁はOSB張りで、Kさんが集めた看板などのアイテムがディスプレイされている。アンティークの椅子や照明、年代物のゲーム機なども並ぶガレージは、ショーケースのよう。ガレージからは住居エリアにつながる玄関と、2階のホビールームに直結するダブルエントランスに。ホビールームは、奥さまのセレクトでぬくもりを感じるカフェスタイルにした住居空間と完全に分離し、秘密基地のような雰囲気が生まれた。

車庫というより秘密基地のようにも感じられるファサードのデザイン。住居エリアとホビールームを完全に分割し、ダブルエントランスとした。

芝生の広がる外部へと開く伸び伸びとしたビルトインガレージ。壁はOSBで、ヴィンテージの看板をギャラリー感覚でディスプレイ。

白木やタイル、ステンレスなど、軽やかな素材を組み合わせたキッチンエリア。収納は目線より下のキャビネットに集約し、すっきりとした壁面に。

ヴィンテージコレクションを保管し、ディスプレイしている2階のホビールーム。結露の心配がない湿気対策もしやすい木造でクロス張りを選択した。

1階の住居空間へと続く玄関部分。ガレージ内のホビールームに直結する玄関と完全に分け、雰囲気がまったく異なる空間をづくりに成功した。

ホビールームへと導かれる階段からすでにその世界観を感じさせる空間演出に心躍る。ガレージとホビールームは、Kさんの趣味を追求。

ガレージの壁面にはコラージュするように好きなヴィンテージアイテムを組み合わせゲストの目を楽しませている。

ゆとりある敷地を生かしたスタイリッシュな外観。硬質なガルバリウム鋼板とナチュラルな天然木サイディングとのバランスが絶妙。

撮影/伊藤 信

美しいディテール

せっかくのビルトインガレージも、シャッターの納まりが悪いと外観も内観も台無しになります。ここでは、露出したシャッターのレールが、OSBで仕上げたガレージの雰囲気とよくあっていて、建て主の好みを汲み取る力とセンスの良さが伝わってきます。

建築知識ビルダーズ編集長 木藤阿由子

アムキットホーム/東産業
https://amkit.jp/
物件情報
物件名/K邸
所在地/三重県
延床面積/190.87㎡
1F/132.08㎡
2F/58.79㎡
家族構成/夫婦
構造/木造SE構法
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